人体・病理ミュージアム

人体・病理ミュージアムとは?

病理学教室が100年の時間をかけて収集した1300点の肉眼標本の中から、医学的に重要かつ希少性の高い標本をセレクトし、
更に最近の興味深い標本を追加して系統的に約160点展示しています。

また、日本国内で数体しか保存が確認されていないキュンストレーキ(紙製人体模型)や
皮膚科製作のムラージュ(皮膚疾患を蝋模型にしたもの)など・・・

教室の枠を超えた様々な医学史的遺産や、病理とは切り離せない顕微鏡も単眼のものから何とも形容しがたい外観の顕微鏡まで
骨董的価値のあるものをセレクトし展示しています。

50inchモニターを設置した視聴覚エリアでは、
病院で病理学がどのような役割を果たしているか“診断”をキーワードにDVDで紹介をしています。

その他に、九州大学病院及び病理学教室史を大型写真パネルで掲示しています。
学内に散らばっていた史料の中から厳選した写真を中心に作成しており、
100年の移り変わりを写真で見ることは、歴史をとてもリアルに感じ、まるで“タイムスリップ”したかのようです。


「百聞は一見に如かず」という諺があります。貴重な「一見」を人体・病理ミュージアムで体験しませんか?

毎年秋に一般公開を実施しておりましたが、2020~2023年はコロナ禍のため中止しております。
今後の一般公開の開催については、現在検討中です。
よろしければ、一般公開に関する皆様のご意見をアンケートにお答えください。アンケートフォームはこちらをクリック(Googleフォームに移動します)